俺の恋は間違いじゃなかった

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二人無言のまま、タクシーを探して、見つけたタクシーを止めた。 そして女の子は乗り込でから、俺に 「次は、許さないよ。また会おうね。んーとそうだなー、次はこのお詫びにどこか連れて行ってね。」 と今日一番の笑顔で言ってくれた。 「う、うん。また」 と歯切れの悪い感じで答えてしまう自分が、情けなく感じた。 「ばいばい」と小さく手を振り、 運転手に目的地を伝える女の子を見つめていた。 そしてタクシーは走り出した。
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