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「まぁ………君から言ってしまうと……
異世界だよ!!」
「ハ?」
こいつ頭逝ってんのか?←
いやいや此処は、現実な……ワケ……で?
ちょっと待て……俺死んで……
そのあとどうなった?
こいつの言っていることはあながち間違っていないかも……
「でー……君は君がいた世界から飛ばされたの!!」
「うぅん……意味わからん」
「非現実的だからねーw仕方ないよーww」
「うわウゼェ」
「酷い!!」
そんなことあんのかよ信じらんねぇ……
「『もう一人』此処に来るって言うのは異例だからねー……僕もびっくりしたよ?」
「『もう一人』……?」
ってことは……
「もう一人俺みたいなヤツがいるのか!?この世界に!!」
「おぉう……う、うn」
「会わせろ!!今すぐ会わせろ!!!」
俺はヴェールの胸倉を掴んで振りまくった←
「ぐぇ……!!わ、わかった、わかったからはなして…」
「お、おぉスマン……」
こんなとこ出て一刻も早くもとの世界に戻りたい。
そいつならなんか知ってんだろ←
「あ、君の名前聞いてなかった……」←
「は?俺は……空海蒼だ……」
はっきり言って、この名前はすきじゃない
なんか……「青!!!」って主張するカンジが…
ってどうでもいいわ←
「蒼君だね!よろしく」
「俺はできればよろしくしたくねぇけどな…」
「いやよろしくしてくれないと僕が上の方に怒られるんだよ!!」
「しらねぇな、お前の事情なんて」
「ホント酷いよね君ぃ!!!」
上の方って……会社で言う上司のことか?
歳とか考えると俺と同じくらいだろうが……
いいのか?
「えっと……まぁとりあえず出発するよ!!」
「あ?」
「会うんでしょ!!!『もう一人』に」
「あ、あぁあ!!そうだった」
「じゃ、しゅっぱーつ!!」
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