第1話

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気にはなるものの呼んでも来ないので何時までも待ってる訳にもいかずまた明日来ることにして帰ることにした 友達に出てきたら連絡してくれと頼み一旦帰る事にした 翌日見に行ったが出てくることはなかった それからは薄情のようだがそのままに捨ておいた 二週間後また友達に用事があり行った  その間に雨の日も二日あった 用事も済んで車のエンジンをかけた時、二軒先の家から一匹の猫が飛び出してきた 見るとミイではないか 慌てて車から降りて歩み寄ったまるで 映画の一齣のような光景だ 「これは後でおもつたこと 愛する男と女の出会いのように飛びついてきたではないか 私も我を忘れて頬ずりして抱きしめた 猫であることを忘れ涙ボロボロこぼしていた 落ち着いてよく見ると二週間のあいだに腹はペッタンコに痩せていた やはり忘れてはいなかった 犬なら当然のことと思うのだが猫であるミイに は特別な記憶だとその愛情の深さを知りますますいとおしく思えるのだった 最近はペットを飼う人は凄く多くペットは最早家族としての座を占めたようである 私の猫が特別な能力をもっていたとは思わないがやはり誰かに聞いて欲しかったのだ ここまで読んでくださった方誠にありがとうございました では またお目にかかる時まで皆様さようなら ヱブりの歌であいましょう
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