柳斎の手を引いて、俺の部屋へと押し込んだ
「てめぇ、どうゆうつもりだ!!」
今までにないほどの大声を出す
この部屋だと外には聞こえないため、安心して大きな声が出せる
「何んのことだ?」
「何のことってキスのことに決まってるだろ!ディープとか聞いてねぇぞ」
なんで、俺が男とキスしないといけないんだ
しかもディープって・・
周りから見れば恋人同士だからおかしくは思わないかもしれないけど
俺には衝撃がすごかった
現実と受け入れられないくらい
なのに、こいつは慣れているのか平然としていて
いや、焦られても困るんだけど・・
兎に角、訳もなくキス(しかもディープ)をした意図がわからない
こいつが今何を考えているのか
さっぱりわからない
「別に恋人だからおかしくねぇだろ」
「それは設定だ」
「お前が最初に恋人役をやってくれって言ったんだろ。ディープキス如きでギャーギャー騒ぐな。それともなんだ?もうギブアップか?」
まるで俺を挑発するかのように笑う柳斎
こいつは俺の痛いところを突いていた
自分から頼んどいて止めるなんて言えるわけない
ギブアップなんでするわけない
「・・俺が途中で止めるわけないだろ」
唇を噛み締めて柳斎を睨む
もうどうなってもいい
ここでやめたら負けだ
最初のコメントを投稿しよう!