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終点、北濃駅に到着しました。
乗車券と整理券を運転士さんに渡し、降車します。
私は最初、この駅まで乗車してくる人は自分だけだと思っていました。
いるとしても、私みたいな鉄道ファンだろうと……。
しかし、地元住民と思われる人が一人乗ってきていました。
列車を降りると、北の方へ歩いていきました。
折り返し発車迄の間、駅とその周辺の散策を開始します。
ホームに降ります。
駅舎(駅出口)は左に進みます。
ホームから下るスロープを降りると、正面に看板があります。『長良川鉄道終点 北濃駅』
と、書かれています。
美濃太田駅から72.2kmです。
乗車した5列車が美濃太田を発車した時刻から、二時間経っています。
駅舎は右ですが、まずは左に曲がります。
北濃駅が有名である理由の一つ、転車台がそこにあります。
案内板を見ると、かつて岐阜駅に設置されていたもののようです。
現在は使用されていませんが、長良川鉄道開業当初は、気動車の方向転換に使用されていました。
なお、この説(転車台が使用されていた)は諸説ありますが、ある週刊紙掲載の写真で、使用されていたことは確認しています。
(ナガラ1形9号車を回している写真である)
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