♯1 普通の中学生…のはず

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【下校】 麻里「んじゃあねー!」 修哉・柚乃「ばいばーい」 麻里が学校の近くのバス停のある方向へ走る。私たちは逆方向。修哉と私は家が隣なので、いっしょに帰るのが日常。 修哉「…なあ柚乃」 柚乃「なに変態」 修哉「ひどいなぁ!!てか変態ちゃうし!ww 」 柚乃「んで、何?」 修哉「ああ、中学校どこ入るん?」 そーいえば…考えてなかったなぁ… 柚乃「まだ考えてないけど…部活があるところかな!」 そう、うちの学校は部活動がない。だから家に帰っても暇… 修哉「そっか、俺は野球部やな!!」 柚乃「私は…演劇部かな」 修哉「おお!めずらしいなー(ニコッ」 柚乃「そ、そう?w」 こうやって修哉が爽やかな笑顔をみせるのは下校のときだけ。あざとい…そしてかわいい…ってつい思っちゃうw 修哉「…俺、柚乃と同じ中学入りたいな」 柚乃「へ?」 修哉「俺ら、生まれた時から一緒におるやん?だから離れるの寂しいなって…」 なにを言っているんだこいつは 家隣だからいつでも会えるのにww なのに、何で悲しそうな顔してんの…? 柚乃「別にいいよw」 修哉「…へへっwごめんごめん!おわびに俺の愛のkissを…」 柚乃「近寄るな!キモイ!!」 修哉「ひでえ!www」 目の前に2人の家が見えてきた。 柚乃「それじゃあね!」 修哉「おう!ほな」 ガチャン
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