♯1 普通の中学生…のはず

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【土曜日】 柚乃の母「んーっいい説明会日和ね!」 柚乃「ナニソレ」 柚乃の母「あら!修哉くん家の車、もう家の前にとまってる!行くわよー」 柚乃「…はあい」 今日は魔立スプリーネ凛ヶ丘中高大一貫学園の説明会。なんか、もう魔法学校に入る流れになってる気がするんだけど… 修哉の母「おはよーう」 修哉「おはようさん」 柚乃「おはようございます…」 柚乃の母「今日は車出してもらってありがとね!」 修哉の母「いいのいいの!じゃあ乗って~」 時刻、八時半。私たちが乗った車が出発した。説明会の会場まで二時間ほどかかる… 修哉「柚乃!ゆーずーのっ!!」 柚乃「なに?」 修哉「初デートの意気込みをどうぞっ」 柚乃「あー眠くなってきた」 修哉「無視!!?」 そんなこんなで到着☆ 【説明会会場】 説明会の会場はビルの一室。少し小さめだが、人は結構いたw 私たちは前の方の席に着いた。 ?「本日はお忙しい中説明会に参加してくださり、ありがとうございます」 前に立っている女の人が話しだした。 メロン「今日説明さしていただくのは、この学園の三年学年主任『杏川 メロン(あんずがわ めろん)』です。よろしくお願いいたします。」 へぇー先生だったんだ… 先生の容姿は灰色のボブに黒い服、緑色の瞳。身長は低め、157㌢の私より少し高いくらいかな。 メロン「それではさっそく説明をはじめます―――――」 魔立スプリーネ凛ヶ丘中高大一貫学園の長い説明が始まった。
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