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翔「本当に申し訳ありませんでした」
先「なぜ二宮が謝る?
お前が謝るべきだろ!大森!!」
優「ご、ごめんなさぁ~い……」
私は翔の後ろに隠れながら先生に謝る
そんな私に呆れながら翔は溜め息をつく
翔「先生……実は優が俺にメールをしようとしたのではなく
優が俺のメールに返信しようとしたんです」
先「なにぃ?」
優(えっ?)
私は驚きながら翔の顔を見る
翔「実は俺も優がクラスにいなくて退屈に感じてたんです
それを優に伝えようと思いましてメールを送ったんです」
翔は左を見ながら先生に言う
左を見るということは翔が嘘をついている証明だった
先「二宮……もうこんなことするなよ?」
優「ちょ、先生ぃ!
私の時は厳しいくせに翔の時だけ優しい!!
贔屓だ!ひーいーきー!!」
私は今がチャンスだと思い先生に文句を言ったが……
先「お前は二宮の5倍以上の問題を起こしているからな!!!(怒)」
優「あわわわ、ごめんなさい!!(泣)」
私の反論は簡単に返されてしまった
結局ケータイを返してもらい、私たちは職員室を出た
翔「ったく、もう授業中はやめろよ?」
翔はそう言ってポンポンと私の頭を触った
優「う、うん!分かったぁ!!(笑)」
翔「本当に分かったのか~?」
そんな話をして教室に戻ろうとすると……
篠「二宮君!優香!」
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