~恋風が吹く場所~

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翔「…………」 舞「…………」 俺たちは家に帰った そこにはまだ修司と慧がいて、舞姫が2人に内容を話した 修「なるほどな……」 慧「向こうの連中は本当に勝手だね! 都合悪くなったら、すぐニノに頼ってくるだからさ!」 舞「そうだよね! ……だからさ、どこにも行かないでね翔」 舞姫はそう言って服を掴んでくるので、俺は安心させるためにも頭を撫でた 翔「大丈夫だから(笑)」 舞「……うん」 舞姫はまだ安心していないのか小さい声で頷いた 翔(舞姫…………これからも一緒にいるからな…… いや………… いなきゃだめだよな?) そんなことを思っていると…… ピンポーン、ピンポーン インターホンが鳴った 慧「またあいつらが来たのかな?」 翔「みんなはここにいて、俺が出るから……」 舞「翔……」 舞姫は心配してくれているのか、不安そうな目をして言ったが『大丈夫だから』と言って玄関に向かった ガチャ 静「よう」 翔「静に……拓も どうした?」 拓「……ニノに見せたい物がある」
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