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翔「へぇ?」
優がなぜいきなり頬を膨らませ、布団の中を動き
俺に背中を向けたのか全く理解出来なかった
翔「ゆ、優?」
優「……そんな真剣な顔して華のこと言ってる姿見たら…………心配しちゃうもん」
どうやら優は華に嫉妬しているようだった
翔(ったく、このタイミングで……
優らしいと言えば優らしいか)
そんなことを考えながら、俺は優の背中から手を回して優に抱きついた
優「暑いから退けて」
翔「そう?
じゃあ退けるね?」
俺はそう言って腕を元に戻そうとしたが
ギュッ
優にギュッと掴まれて戻せなかった
優「いじわる…………いつもみたいに慰め てよ」
翔「はは、わりぃわりぃ(笑)
例え何があっても、俺は優から離れないから心配すんな!」
優「…………うん(笑)」
いつもみたいに元気よい返事ではなく、本当に穏やかな返事をした
優はまたモゾモゾと動き、俺の方を向いた
優「……おやすみのちゅーは?」
翔「……はい(笑)」
俺は優の頬を優しくキスをした
優「えぇ~、ほっぺぇ~~?」
翔「口にしたら止まらなくなりそうだからな(笑)
今日はこれで寝よ?」
優「ちぇーー」
翔「ちぇーーじゃなくて返事は?」
優「……はぁーい」
優は段々眠くなったきたのか曖昧な返事しかしなくなっていき、そして…………
優「クーーピーー、クーーピーー…………」
翔「寝るの早っ(笑)」
あっという間に寝てしまった
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