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時間は深夜の2時
私は誰もいない部屋の中で、1人横たわっていた
何も考えられなかった
大好きな……初恋の人に裏切られた
泰樹は私を売った……お金で
華(…………死にたい)
ケータイにはたくさんの色んな人からの着信が来ている
でも家に戻る気はしなかった
死にたかった
ガチャ
誰かが部屋に入ってきた
でもそんなことを気にせずに私は横になっている
孝「ずいぶんひどい扱いされたね……大丈夫か?」
それは泰樹の友達?の孝彦だった
華「…………」
黙っている私に孝彦は続けた
孝「ほら、この写真見ろ」
孝彦はそう言ってケータイのある画像を私に見せてきた
そこに写っていたのは……
華「泰樹のパパ?」
確かにそこに写っていたのは泰樹のパパだった
でもそこに写っている泰樹のパパは病院で呼吸器をつけられている姿だった
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