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泰「ここは…………」
華「うん…………昨日、わたしが抱かれた場所」
私たちは夜にここに集まった
私の体が売られた場所に……
泰「ここで……どうするの?」
華「………………泰樹に抱いてほしいの
私を」
泰「!!!」
泰樹は私の言葉に目を見開いた
泰「な、何言ってんの?」
華「私は…………泰樹が好き
売られたって感じた時は死にたい気持ちで一杯だったけど、泰樹の真実を聞いたら何でだろう……
泰樹を1人にしたくないって気持ちが溢れてきた
だからここで…………
最愛の人に抱かれて、思い出を更新したいの」
泰「華…………」
泰樹は止まらなく涙を流していた
私は微笑みながらその涙を手で拭った
華「言ったでしょ?
泰樹に涙は似合わないよ?」
泰「華………………俺も
俺も華が好きだ」
華「うん…………知ってた(笑)」
私がそう言うと、泰樹は強く私に抱きついてきた
そしてゆっくり私を横にした
その一部始終を全て…………
孝彦にビデオで録られているとも知らずに
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