298人が本棚に入れています
本棚に追加
華「それから私たちは孝彦の奴隷的存在になってしまった
ただ孝彦は私とヤるために近寄ってきたから、泰樹はあまり何しろこれしろとかはないけどね」
優「でもおかしくない?」
優は頭を抱えながら続けた
優「だったら泰樹はどうして華にビンタしたりするの?
男子といることを許すな……みたいな指令を孝彦から出されてるってこと?」
翔「いや、それは孝彦が出したとは考えにくい」
俺はそう優の意見を否定した
優「どうして?」
翔「孝彦の目的は華とヤることだけだ
男と絡まないように命じても大きなメリットもデメリットもない」
華「きっと…………泰樹が心配してるんだよ
男と一緒にいる私を
こんなことを2方向で起こされないように、泰樹は不器用だから
こんなやり方でしか方法がないんだと思う」
優「…………でも最低だよ」
優は真剣な目をして華を見た
華「えっ?」
優「例え何があっても、好きな人に手は出しちゃいけない
自分にどんなことが起こっても本当に好きなら助けないといけない
私は…………いつもそうしてもらってるよ?」
翔「優…………まぁ!任せとけって(笑)」
俺は優と華の頭をポンポンと叩いて続けた
翔「そんな地獄は今日で終わりにしてやるからさ(笑)」
最初のコメントを投稿しよう!