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「密子、嫌なら帰ってもいいんだぜ。俺たちは地球を守りに来たんだ。別に死にに来た訳じゃねえからよ。嫌なら帰ってもいいんだぜ、まじで」
「あーもうバカバカバカバカバカ大輝!!あんたたちのそんな弱っちいプラネットパワーで、全人類もとい、地球全体が守れるの??守れないでしょ??だからあたしがいるんでしょーが!」
「いつもよりバカが四つほど多い気がするんだがそれは俺の気のせいか密子。あのな、ボニーテールをそんな風にぶるんぶるん振り回してると、ハゲルぞお前」
「ハゲないわよばーかばーかばーか!!もう、あんたなんかどうなっても知らないわよ」
密子のその言葉を背に、何故か大輝は奮い立たせられたような気がした。
気のせいだろうか。
いや、これは気のせいではない。
「全く。派手川も大倉も。お前たちはバカか?そんなふぬけた会話をするぐらいなら、地球でママと一緒に寝ていな!」
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