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「紹介がまだでしたね。私は、アリサ・イリーニチナ・アミエーラです。」
えっ…アリサ…イリ…チナ…?
長い名前で困惑している私を見て、彼女は苦笑した。
「ごめんなさい。アリサでいいですよ」
「アリサさんですか…。覚えました。あの、私の…」
最後まで言い終わる前に、アリサさんは台車を指で示した。そこには、私が持っていた得物が置いていた。
なんで直接渡さないのだろうか…
「ごめんなさい。あなたの神機に適合する人がいなくて、直接手渡せないの」
「あの、神機とは…」
おかしな顔をされたが、説明をしてくれた。
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