2人が本棚に入れています
本棚に追加
帰蝶は当りを見回すが、木々ばかりで誰もいない。
しかし、数秒後。
「貴女は」
また、こだまする。そして、
「はっ!!そこか!?」
帰蝶の振り替える先に声を発する人物はいた。
「……あんたは一体?」
帰蝶が見たのは、青く輝く肌と長く眩い金の髪をした生命体だった。
「あんたは人間じゃないのか?」
「…そうね」
声色とフインキで人間ではないが女だとわかった。
「私はミーメ。貴女を呼んだのは私よ」
最初のコメントを投稿しよう!