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ぐしゃぐしゃになるぐらい握り締めていたんだ
僕は終電を逃したようだ
アイツの顔も あの子の顔も
今じゃ思い出せないや
風だけが吹くホームで
僕は何処にも行けなくなっていた
笑っていたんだ
此処に来るまで
でも 僕は終電を逃したんだ
印字も読めなくなるくらい
僕はぐしゃぐしゃに握り締めていたんだ
でも僕は何処に向かうつもりだったんだろう
満員電車に乗ったアイツも あの子も
何処へ向かったんだろう
でも なんか 眩しかったなぁ
でも なんか 楽しそうだったなぁ
僕は終電を逃したんだ
夢へ向かう終電を
僕はぐしゃぐしゃに握り締めていたんだ
夢への片道切符を
僕はもう ここから動けない
じゃあ僕は 僕は
一体何になるんだろう
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