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オレの名前は北川智也。
社会人2年目。
先輩社員からいろいろ教えてもらい、なんとかひとりで仕事が出来るようになってきた。
後輩社員も入ってきたし今まで以上にしっかりしなくちゃな。
「ともー、ランチ行こうよ☆」
「おう、葵。もうすぐ終わるから待ってて」
社会人になってすぐに彼女が出来た。
彼女の名前は葵。
就職して同じ職場に配属されて、オレが一目惚れ。
自慢では全くないけれど、学生時代から女には不自由しなかった。
そもそも自分から告白したことがなかった。
告白されて、好きではないけれど嫌いじゃないから付き合う。
そしていつも最後は"ともは私の事ホントにすきなの?"って言われる。
"嫌いじゃないよ"
って言ったらみんな離れていった。
そしてまた告白されての繰り返し。
そんなオレにこいつじゃなきゃダメだって思わせたのが葵だった。
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