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1時間のカウンセリングなんてあっという間で直ぐに終わりの時間がきた、いつものように次の予約をして外へと足を向ける。
じゃあ来週も同じ時間で…
分かった、また来週待ってるね…
このやり取り、いつまで続くんだろう？
別に先生の事は嫌いじゃないけれど、なんでかここに通ってると まだお前は危ない奴だと言われている様な気になる。
まあ実際危ない奴なんだろうけどさ。
だけど、今の私は前と違う気がする……そう変われてるんじゃないかと思ってるのはやっぱり私だけなのかな？
いつまで通ってもカウンセリングに終わりは来なくて 功平にも話せていないまま……変わっているようで変わっていない現状に心と体が重くなる。
そんな事を思想しながら青く澄んだ空を見上げため息をついて携帯を手に取った、時間を確認した後でまたため息を落とす。
功平が帰ってくるまでまだまだ時間あるな。
こんな日は誰もいない家に1人で帰りたくない。
帰る必要性も無いしなんて心で言い訳をした私は帰るなんて考えは捨て去り近くのカフェに寄ってくだらないゴシップ雑誌見ながら紅茶飲んで過ごした。 いい時間になったところでお昼を食べる……
その後はひたすら買い物三昧してグロいホラー映画観て夜まで時間を潰した。
陽が暮れてきた所で適当なBARに入って色んなお酒を呑みまくる。 酔って帰ればあれこれ功平に聞かれなくてすむと、そんな陳腐な考え浮かべながらグラスを傾け続けた。
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