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「あはははは」
先輩たちの笑い声が聞こえてきた
そしてパァ・・・と全体が明るくなった
「ごめんね・・・そんなに驚くとは思わなかったから
毎年の恒例行事なんだ
君たちも来年は驚かす側だよ」
純先輩がそう言った
さっきとは全然違う明るさのお化け屋敷の掃除を再開する
すると小さな指輪が落ちていた
誰かの落し物かな・・・
落し物ボックスに入れるために指輪を拾おうとした大和は
純先輩に止められた
「その指輪は拾っちゃダメ
呪われちゃうからね・・・」
何故か悲しそうな顔をした純先輩・・・
どうしたのだろう・・・
大和は指輪を拾わずに拭き掃除に取り掛かった
このやり取りを見ていた圭介は悪ふざけで指輪を拾ってしまった
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