閑話

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「…もしもし。」 『ちゃっす!元気にしとるかー?』 「……まぁまぁかな。」 『なんや元気ないなー。なにかあったんか?』 「…今何時だと思ってるんだよ。」 『えー?…んーちょいと待っとき。………おぉ、午前3時ぐらいやな。』 「普通の人は今夢の中だと思うんだけど。」 『まぁまぁええやないの細かいことはな!それよりどうよ学園生活。大変やないの?』 「全然よくないんだけど…まぁ、いいや。お前に常識を問うなんて無駄だしな。あー、学園生活な…別に普通だよ。」 『聞いたで?五樹と全寮制入ったんやってなぁ。よく五樹の親が許したなー。』 「…まぁ、色々とな。むしろ率先して準備してくれたよ。」 『そうなん?珍しいこともあるんやな、あのバカ親達が。』 「なんか知り合いがその高校の偉い立場なんだってさ。だから下手なところより全然安心なんだってさ。」 『へぇー。ほんまそんなこともあるんかー。てか、ちゃんと大和くんも一緒に入ってくれたんなぁ。』 「……まぁ、お前との約束もあるしな。」 『せやせや、ちゃんと覚えておいてくれたんかー。俺も嬉しいで?』 「言ってろ。半分脅しのくせに」 『まぁ固いこといいなさんなて!それでもちゃんとあんたさんにもメリットはあるやろ?』 「…まぁ、それはな。」 『なら、なんてこともないやろー。ほら、あれやギブアンドテイクってやつや。』 「ギブアンドテイクにしては、平等じゃないし、強制でもあるけどな。」 『ははっ!相変わらずお堅いなー。まぁそれがあんたなんやろけど。』 「うるさい。もう用はすんだだろ?切るぞ」 『待って待って!そんな急がんくてもええやろ!!世間話とか「切るぞ」ごめん!俺が悪かったわ!!そだ、五樹の様子はどうなん?』 「別に、いつも通りバカだよ。」 『うわー、ストレートな侮辱やな。でもそっかそれならええわ。あんさんも別に病気なったり怪我したりはしてへんやろな?』 「いつも通りだよ。」 『………あんま喧嘩とかしたらあかんで。命は大事にやで?』 「モンクエかよ。…んじゃあそろそろ切るからな。」 『おぉ、了解や。んじゃまた今度電話掛けるな。』 「あぁ。お前も体調には気を付けろよ。」 『おおきにー。んじゃバイバイ。』 「ん。」
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