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子供が産まれ、数日が経った。
樹奈『李夢、そろそろ名前考えないと。そう言えば、苗ちゃんの部屋にこんなものがあったわ』
母さんから一冊のノートをもらった。
そこには苗の考えた子供の名前が書いてあった。
俺は、苗が考えた候補から子供の名前を決めた。
子供の名前は『希美』にした。
俺らが望んだ、苗が望んだ子供だから。
李夢『母さん、役所に名前の提出してくる』
樹奈『気を付けてね』
俺は、市役所に向かった。
苗、希美は苗が生きた証だよ。
これからは希美と二人で生きていくから。
空から俺らを見守ってて。
苗、永遠に苗だけを愛してる。
fin.
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