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俺は千紗を無視して、ランニングを続ける。
千紗『李夢、待ってよぉ』
無視、無視。
千紗『痛っ』
李夢『ちっ』
めんどくせーな。
仕方なく千紗の所に戻る。
李夢『一回家帰って消毒したら?』
千紗『そうだね。ごめんね。邪魔して。頑張ってね』
千紗は家に帰って行った。
本当に何しに来たんだか。
ペースも崩れてしまったし。
李夢『ただいま』
樹奈『お帰り』
李夢『シャワーする』
俺はシャワーを浴びる。
朝のシャワーは気持ちいいな。
運動はやっぱりいいな。
兄貴も真面目にやればいいのに。
樹奈『李夢、ご飯出来てるわよ』
李夢『うん。』
樹奈『どうだった?』
何が?朝のランニング?
李夢『ランニング?最悪』
樹奈『何かあったの?』
李夢『千紗に会った』
樹奈『あら、千紗ちゃんに?そう言えば千紗ちゃん今日は遅いわね。そろそろ李樹を起こして欲しいのになぁ。』
李夢『行ってくる』
母さんの言葉をシカトし、家を出た。
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