第2話

6/7
前へ
/18ページ
次へ
イッパイアッテナは、服の間から肌にエッジの先を当てる。 「白光姫が実は男だったとは、誰も思わないだろう。うまく化けてたよ」 可笑しそうに言うと、エッジで布切れを触る。 しなやかな身体が現れると、イッパイアッテナはその肌に手を置いた。 一瞬、ビクッとする白光姫にイッパイアッテナはニヤリと笑うと立ち上がりあるモノを手にして戻ってきた。 手に持っていたのは、キャットオブナインテイルだ。 柄に9つ以上の数の革紐を取り付けた物を持ち、イッパイアッテナが楽しそうに話した。 「白い肌に、このキャットオブナインテイルはきっと映えるぜ」 そう言うと、白光姫の身体にキャットオブナインテイルを振るう。 縛られ身動きのとれない白光姫は、その痛みに堪え唇を噛み締めた。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加