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「よし、おい狐!少し話そうぜ!」
狐と俺の周りに結界を張る。
「何だお前は?」
「俺は佐天桐耶。突然だが俺の使い魔にならないか?」
「使い魔?……我を倒したのだから、なってやってもいいぞ」
おぉ!マジか!早速手を伸ばす。すると尻尾を手に巻き付かせる。
「名前、お前の名前は何て言うんだ?」
「九尾のクシロだ。よろしくだな」
魔力を通わせ契約を済ませる。そして結界を解く。
「じゃ、帰るかな」
家に転移して、ドアを開ける。
「お帰り桐耶。ご飯出来てるよ」
流石美穂。気配りが出来ていい子だよ。
「ふむ、なかなかいい家だな」
何故か隣に少女が立っていた!
「桐耶、誰?この子」
「我はクシロだ。桐耶の使い魔だ」
クシロは人間にもなれるらしい。クシロを使い魔にした経緯を美穂に話した。
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