魔軍

6/6

14人が本棚に入れています
本棚に追加
/53ページ
「魔王が直接会いに生き、王様に話しても聞いてもらえず、攻撃してきた国を潰しているんだ」 そうか、決して悪い奴じゃなかったのか。 「お前みたいな強い奴はどっかの国に利用される前に殺してんだよ」 ルシファーがナイフを手で遊ばせながら言う。 「だいたいわかった。まぁ、頑張るさ」 俺は家に転移する。 「ただいま、ってクシロ何やってんだ?」 帰るとクシロが料理を作っていた。てかクシロ作れんのかよ… 「クシロちゃんいい子ね。家事手伝ってくれて」 あぁ…まぁ家にいるだけじゃな。 「さ、マスター、美穂殿。クシロの料理だぞ!」 出てきたのは普通の料理の数々。食べてみるとなかなかおいしかった。 「クシロは何でもできるんだぞ!」 無い胸を張るクシロ。俺は苦笑いする。 「あぁ、戦闘でも期待してるぜ」
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加