第二話 ゲスな大臣許すまじ

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「お父さん!」 「どうした美帆?」 「私病気治ったんだよ!」 美帆は風を起こす。王は凄くビックリしてた。 「でね、彼が治してくれたの!」 「どうも、佐天桐耶と申します」 「どうもありがとうございます。娘の病気を治して貰って」 「いや、別にたいしたこと無いですよ」 俺と王が話していると、大臣らしき人が入って来た。 「王よ、結婚の準備が出来ました」 「む、そうか」 「私……やだ」 「何を言うんだ美帆」 美帆は結婚させられるらしい。聞けば大臣の息子とか、 「私!結婚するなら桐耶さんとが良い!」 美帆が俺にくっ付いてくる、あぁ、腕に柔らかい物が! 「何を言っているんですか姫!私の息子との婚約は!?」
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