最悪な日常ー菜乃sideー

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菜「柚莉、おはよー」 と私はいつものように教室に入り柚莉に挨拶をして鞄を置く。 すると、その教室に他のクラスの奴等が何人か入っていた。 …その中に蒼もいた。 柚「あ、おはよん」 菜「何でいるの?」 柚「あー、蒼?」 菜「うん、そう」 と私は柚莉と話しながら鞄から教材を出して片付ける。 柚「知らなーいっ」 すると翔太が来た。 翔「くーっ、良かったじゃん」 菜「笑うなっ」 柚「まあまあ」 翔「そういえば彼奴まだ来てないね」 菜「そうだね、まだ来てないね、彼奴。」 柚「わざとらしすぎ」 菜「はーいっ」 翔「あ、来たんじゃね」 無言で此方に来る大樹。 菜「ほら来た来た来た来た」 大「何だよっ」 菜「何、ニヤけてんの?きもー」 柚「え、無理」 大「うわ、酷っ」 翔「あはははは」 菜「ざまぁ、あんぱんまん」 大「蒼呼ぶぞ?良いのか?」 菜「は?」 柚「大樹、菜乃をいじめないで」 菜「そーだそーだ」 大「…っ」 翔「またニヤけてる」 菜「キモいっつの」 柚「しょうがないよ、大樹だもん」 菜「あー、そうだねー」 大「蒼呼ぶぞ」 菜「は、黙れ」 翔「呼ぼう呼ぼう」 菜「うるさい駄犬。」 翔「蒼ーっ」 菜「あの名で呼ぶぞ」 翔「やめて、それだけはやめてください」 柚「ま、所詮、駄犬だしねー」 大「うわー水村かわいそ」 柚「大樹程ではないよ」 菜「確かに」 と変な会話をしてると… 蒼「何、水村」 きたああああああっ てか、何故来た? 私がいるのに? おかまいなし? 翔「来た来た」 菜「何、こっち見てニヤニヤしてんの」 柚「気持ち悪」 大「もとからだろ」 翔「っ」 と大樹の言葉でキレたのか蹴りを入れる水村。 大「あっぶねー」 柚「あーあ、当たれば良かったのに」 菜「彼女こえぇー」 大「しょうがないよ、うん」 翔「柚莉は元から怖いよ」 蒼「…はぁ」 あ…行っちゃった…。 翔「ねぇー蒼、」
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