第二章

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「お待たせ」 「あ、紅茶?」 「そう、紅茶にせんべいってあるかな?」 「斬新だね~、でもユリカせんべい好きだからいいよ~」 せんべいを噛み砕く音が部屋中に響く。 「この紅茶少し変な味しない?」 「そうかな?普通だけど」 「んー……なんか…」 「ユリカ?」 「なんか……急に……フラフラしてきた…」 「具合悪いのか?」 「う、ううん……少し寝ていい?」 「うん」 ユリカは警戒せず俺のベットで熟睡した。 馬鹿め。 睡眠薬が入っているとも知らず。 まぁ、この展開はあくまで予想できただろう。 泣き叫ぶユリカの顔 楽しみだ。
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