32人が本棚に入れています
本棚に追加
「ま、マコト……よかった…」
「大丈夫?ユリカ」
「うん…マコトがすぐ来てくれたから…」
「何かされた?」
「う、ううん…何にもされてないよ」
「おいで、ユリカ」
「うっ……マコト!!!」
ユリカは俺の胸に飛び込んできた。
泣きじゃくるユリカ。
俺がもう少し来るのが遅かったらと思うと虫唾が走る。
他の奴にユリカを犯せたりはしない。
ユリカは俺だけの“ユリカ”だから。
「じゃあ、行こうか」
「うん」
「何処がいい?」
「う~ん…洋服汚れてるから…」
「俺の家来る?」
「うん!!」
ユリカは笑顔で抱きついてきた。
本当に可愛いヤツだ。
最初のコメントを投稿しよう!