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取り合えず風邪用マスクと懐中電灯を装備して書庫に繋がる隠し扉を開ける
そういやあいつ(馬鹿)が何か言ってたような気がするが…まぁいいや馬鹿だし
下に続く階段を下り、古びた扉を開けて入ると…
雅「…水泳用ゴーグルも持って来るべきだった」
埃まみれな為目が無性に痒くなり顔をしかめる
其処には二十畳ほどのスペースがあり本棚が壁を沿って置かれている
中央には机と椅子が置かれその上には紙が散乱している
本は本棚に入っているものもあれば乱雑に床に積まれているものもあった
そして全て大量の埃を蕪(かぶ)っていた
雅「何処から手を付ければいいんだ…？」
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