心地よい風につつまれ僕たちは出逢った・・・

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この物語の主人公高橋雅之(たかはしまさゆき)は明るく活発なのだか凄い人見知りをする。 彼は地元から遠い高校に入学していた。 1週間たっても友達も出来ずに1人で居た。 ある日の放課後そんな彼に話しかけてきた女の子が居た。その子の名は上戸莢(うえとさや)誰にでも好かれる感じの子で明るくて頭もよく面倒見もよくすでにクラスの中心的な存在だった。 莢「雅之くんって1人で居るのが好きなのかな?」 雅之「莢さん。1人が好きなワケじゃないよ。」 莢「じゃーなんでいつも1人で居るのかな?」 雅之「人見知りするからさ。」 莢「そうなんだ。」 雅之「うん。」 莢「じゃー私が最初の友達だね!」 雅之「そうだね。」 莢「もっと嬉しそうにすれば?」 雅之「ごめん。」 莢「まー許すよ☆あっ!!バイト行かなきゃ!じゃーね雅之くん、また明日!」 雅之「バイバイ」 それが彼女との初めての会話だった。今から3年も前になるのに鮮明に覚えている。
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