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食事を終え、食堂を出ようとしたとき、
扉が開き、チカが入ってきた。
団長「お、チカ。おはよう。」
チカ「おはようございます、団長。」ﾌﾟﾌｯ
団長「おまっ！手紙の中、見やがったな!?」
チカ「見てませんよ。女からの手紙なんて。」
団長「見てんじゃねーかっ!!」
＊＊＊
彼の名はチカ。
手紙や食料を運んでくれる能力者。
一部を竜化出来るため、空を飛べる。
＊＊＊
チカ「あ、団長。また手紙が来てますよ。」
赤いカバンから白い封筒を取り出し、
それを団長に渡す。
団長「ん。ありがとう。でもまた中見てねーだろうな？」
チカ「見てませんよ。最初のやつしか。」
団長「やっぱり見たのか！」
チカ「その手紙、王都の王様からです。」
それを聞いてその場にいた皆が静まる。
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