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先生「はーい、こんにちは!お待たせしました~」
にこやかにメガネ先生に迎えられましたが
泣きそうなうねちゃん。
机のオモチャであやすと、すんなり泣き止みました。
もー「12月頭くらいに、朝に足を引きずるようになりました。それが一時期、昼寝の後にも引きずるようになって…。でも最近は朝も引きずりません。」
メガネ先生「そうですか…うーん……。とりあえず、診察してみましょう!」
うねをベッドに寝かせて
両足の股関節に膝関節、足首に足の指の関節まですべて触診されました。
まだ鼻水出てると言うと
お口の中、胸の聴診もしてくれました。
しばらくうなりながら考えた先生。
そして、先生の判断はこうでした。
先生「まずは、採血の結果を見てみましょう。この関節の破壊を見るMMP-3は最初119がどんどん下がって前回が、41。このまま下がってくれれば良かったのですが、今回は56.2。上がってますよね。その足を引きずってたのは、やっぱり病気にも波があるから、悪くなった時に引きずってまた、今は引きずらないと言う事ですからマシになっているのでしょう。やっぱりそのようなエピソードがあるならば寛解とは言えませんね。前にメソトレキサート(リウマチ薬)について話ましたでしょうか?このメソトレキサートを使うか、もう少し今のナイキサン(NSAIDs)の量を増やして1ヶ月様子見るか…
ナイキサンの量を増やすとしても、ここで見る副作用。BUNの数値ですね、今回19.2で正常値内ですが、子どもとしては少し高いです。」
そしてしばらくまた悩んだ先生。
先生「ん!こうしましょう!体重も増えてるしナイキサンの量を増やして1ヶ月様子を見ましょう!それでこの数値とその様なエピソードがあるならメソトレキサートを使うことにしましょう!」
次の受診は1月22日になりました。
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