第1話

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玄関で靴を履き ドアを開ける前に大きく深呼吸 「いってきまーす」 ドアを開くと そこには友達の凛華(リンカ)が待っていた 「優季ー 遅いよー」 凛華がほっぺたを膨らませて言った 「ごめーん」 私は顔の前に手を出して謝った 「いいよー 早く行こう!!」 私たちは学校に向かって 歩き出した。 「うちね、高校で彼氏作るんだ」 凛華が目を光らせながら行ってきた “私は彼氏なんて、どうでもいいや” なんてこころの中で思っていると 学校が見えてきた。
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