第3話

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私、春日 珠紀は卓さんと同棲し、初めて拓磨達が家にやって来た。 「珠紀さん、お茶の準備は私がやりますよ」 「お手伝いします」 「向こうで何か始まったみたいなので、こちらにきたんですよ」 柔らかく微笑まれ、お手伝いは、出来なかった。 「おぉ、珠紀。久しぶりだな」 「お久しぶりです、真広先輩」 懐かしのメンツに笑顔になる。 「変わってないな」 「拓磨、ひどくない∑」 「いつものことだ」 涼しい顔で言う、祐一先輩につっかかる拓磨を無視し、慎二くんに話しかける。
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