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何故人に拘(こだわ)るのか。
A著の『フ●ークス』とか『眼●綺憚』を読んだからとか、色々な本を読んだからとか、そういった事もある。案外ぼくは影響され易い。本にも、テレビや映画にも。
携帯小説のカテゴリーのホラーものを読み漁って、思った事がある。
ホラーものを掲載している人は、心が強いのか精神面がタフなのか、それとも図太いのか。
いや、もしかしたら他人事としているのかも知れない。
ほんまに実体験しとるならば、リアルさを追究しない。怖くて書けなくなるもの。
実際に経験しとらんから書けるんやろね、リアルさを追究したホラーものを。
ホラーものもそうだが、主役が男でも女でも関係なく、男尊女卑が流行ってる傾向がある。
男が主役やと、女は我が儘やったりもいるが、結局主役が選ぶのは可憐で『可愛い』女の子。強いけど幼くて弱くて、自分がいないと心配になる。そして、自分に付き従う女は胸がでかくセクシーであっさりと自分と関係を結ぶ。
…書き手が男やからやろね。
男の欲望丸出し、やから。
逆に、書き手が女で主役も女ならば、周りにいる男は全てイケメンで。言って欲しい言葉も、脳が溶けるような言葉も言う男。こちらも、女の欲望丸出し。
彼らに共通する事は、男女両方にモテて人気で成績優秀で弱い相手には優しい。そして美男美女で敵には厳しく、親しい友達には甘い。目立つ事を嫌うのに、目立ちたがりで自分大好きで、魔法世界なら神を冒涜して入手した最強を持つ。誰からも好かれて、まさにリア充で。我が儘で勝ち気で、だけど彼らのストレス発散相手は、毎日攻撃される。友達だから、それが理由。友達だからやって良い事だと。
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