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結局、同じ民族、同じ血の色してんのに、血で血を洗う戦争を続けるのは、『勝利の余韻』を味わいたいから。他人には理解し難い『殺害の快楽』とか『快感』を味わいたいから。
そして、その人達に忍び寄るモノ。
――――――それは、後悔。
次に罪悪感、恐怖等。
人って、我が儘な生き物。
最初は嫌がって、無理矢理従わされて、渋々実行すれば、今度は慣れて、勝ちたくてたまらなくなって次第に敵の優位に立つ事が快感になって…
でも、戦争終わって『勝てば官軍、負ければ賊軍』のように、勝者は『勝利の余韻』と『美酒』または『薫酒』に酔い知れる。敗者は、失ったものの多さと大きさに泣き崩れる。
だけど、勝者は音もなく忍び寄った『後悔』『恐怖』に、そして世間からの『バッシング』『クレーム』等に屈伏する。または開き直る。
戦争は、生きた『人』により始まる。死んだ『人』の多さにより終わる。
それで、生まれるのは『後悔』『恐怖』『憎悪』『悲哀』等。
いつ終わるか、やなくて。
何故始まったかが問題な気がする。それは、きっと些細な事。他人から見たら些細な事。戦争に関わる人からしたら重要な事。
ああ、なんて人は、欲望に忠実なんやろか。
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