プロローグ

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「流れ星に3回願うことができたら願い事が叶う。」 流れ星の伝説を、ちっちゃな頃から信じてきた。 どんなに人に笑われて、バカにされたって信じてきた。 流れ星を見つければ絶対に願う。 どんな些細なことも、叶うと信じて祈ってきた。 いつからか人には見られないようにしてたけど、 あの時、見られてしまったのは運命かな? あの時から、私の願いはたったひとつ。 「貴方のずっと傍にいたい」 叶わない恋って分かってた。だから星に願ってた。 恋じゃダメでしょ? 愛じゃダメでしょ? そんなこと、願わないから。 ただ、一緒にいてもいいですか? 傍にいることくらい、叶えてよ…。
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