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「はやくおいでよ」と声が聞こえた
こんな僕に何を望んでいるのだろう
詰まらないなあ
みんな幸せになってほしいと、本気で思いながら
自分よりも恵まれた人がいるのは嫌だ
常にそんな滅茶苦茶な僕は
今日も只息をして生きる
でも、それっていけないことなの?
だって君も同じでしょう?
今更になって平穏を望むだなんて
確かにいただけない
だけど君の価値観だとか理想だとか
もうどうでもいいことなんだよ
僕に何を描こうと構わないから
勝手に掬おうとするのはやめて
“好きに生きれば良いじゃないか”
知らない誰かの声にすがり付いては
今日も只息をして生きる
そうして、ずっと疑問を噛み殺し続けていつか
こんなものだよな、って
思ったときに死ぬんだろう
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