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「死にたくなんてない」んだって
自ら飛び降りた少女が言ってた
大好きな人を傷つけてしまった
償いがしたいんだと
流した涙があまりにも綺麗すぎて
全てを許してしまいそうになる
生まれてきた理由なんて
知りたくもないよ
だから
命が消える理由にも目を瞑ってしまおうか
駄目だってことは知っているけど
ちゃんと「ごめんなさい」って言うから
今だけは、
嗚呼
誰もが被害者になりたがっている
馬鹿みたいに綺麗な世界
僕がいつか何処かで死んでも
光りは消えない
笑顔は絶えない
けれども
何かが変わってくれることを望んでいる
愛されていたって
必要だったんだって
思い込めることだけが救いなんだ
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