2人が本棚に入れています
本棚に追加
「みんな私を信じてないみたいだね♪ じゃあ、思い出させてあげよう!」
頭の中で、布が引き裂かれるような音が響 く…
ビリィィィ…
俺の前には、女が立っている。俺の恋人だ。
手には包丁。
そんな光景に俺は動けない。
「あなたは、もういらない。
死んで…」
俺の腹に包丁が刺さる…
「あ、ぁぁ…」
痛かった。 腹に突き刺さった包丁の感触よりも、大切に 想っていて、大切に想われてると思っていた 人が俺に失望し俺への想いを変えてしまった 事で心が痛む。
キーン
耳鳴りが響く 俺の前には真っ白な、人しかない部屋があ る。 その人達は、一人一人恐怖の表情を浮かべて いる。
最初のコメントを投稿しよう!