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…そうだ俺は死んだのだ、
あの女子中学生が言った事は本当だった。
他の人達にも自分が死ぬ瞬間が見えたのだろ う。頭を抱えたり、絶叫を上げて泣いている 人もいる。
「みんな自分が死んだこと思い出せた?
うんうん!思い出せたみたいだね!
じゃあ、せつめーするよー!この中で一人だけ生き返ることができます。
条件は、ここで最後まで生き残ること!
つまり、自分以外の人間を殺して最後までたっていた者が生き返れまっす!
OK?
わかった!?
わかってなくても始めるけどさ
じゃあ、はっじっめっるっよー!」
は?なんだそりゃ
理解できない、人を殺す…?
周りの奴は一同茫然
誰一人として動かない
しばらくの停止じかんを経て 一人奴が動いた。
俺の近くにいたやつ奴だ。
そいつは銃口を自分の口に突っ込 む。
「やだ、死にたくない…
…殺せない。」
そいつは涙を流しながら銃を握る。自殺をしようとしているのだろう。
死にたくないなら死のうとするなよと、思う。 ただ、生きるか、人を殺すか。そんな絶望的な2択に追いやられてと逃げてしまいたくなるのだろう。そいつにとってここでは死しか逃げ場がなかったのだ。
そいつは引き金を引いた。
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