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瑠璃の親父さんはびっくりしていたが、優しい声で聞いてきた。
「なんでだ?」
『瑠璃は俺の妹でもあり…初恋なんですよね。恥ずかしいけど。』
「恥ずかしがることないさ…やっぱりそうだよな。」
『え…?』
「俺さ、2人に歳がきたら結婚させようって思ってたんだよ。」
俺はびっくりした。
うちの親父はたしかに冗談まじりでそんな事話していたが、瑠璃の親父さんまで…
「でも貴族様には勝てないよな…ごめんな。お前らの応援できなくて…」
俺は耳を疑った。
お前【ら】?
考えているうちに瑠璃の家に着いてしまい、俺は瑠璃の親父さんに伝言を頼みその場を後にした。
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