第1話

よくあるスタート

「こちら4班、1班応答せよ」
4班隊長、霧島からのテレパシー連絡だ。俺は今回1班隊長になった。1班は突撃部隊、4班は大将を含める部隊だ。
俺「こちら1班、作戦か？」
霧「えぇ、まず廊下で戦っているじゃない？」
俺「ああ、戦っているな。たしか2班だったな」
霧「貴方は敵に気付かれないように、生物室に行きなさい」
俺「OK」
そのまま俺は気付かれないように生物室に向かった。運良く誰にも気づかれずに生物室に入れた。
俺「入れたぞ、どうするんだ」
霧「あなたのその刀で壁を壊しなさい」
その時、誰かがテレパシーで話しかけてきた。
？「僕だ、シュウだ」
俺「なんだ、シュウか」
シ「壁を壊すんだろ。待ってろ、力の笛を鳴らしてやるよ」
力の笛。これは魔法の周波数を体にぶつけて運動神経を刺激し、活性化させる補助系の魔法だ。
俺「サンキュー」

ブォーッブォーッ

力の笛の音色だ。低音で胸焼けを少し感じるのが特徴だ。

AM10:30

作戦開始