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恥ずかしくてパンに顔を埋めてしまいたい位です。
頭のズキズキがちょっと治まった気がして、ひとつ気がつく。
心臓がバクバクしてるんですけど……。
恥ずかしさと動揺と……。
この音の大きさ、明らかにキャパオーバー。
「……ありがとうございます」
男の人に看病されたこと、今までないから免疫もない。
――嬉しいけど恥ずかしい。
「食べられそう? 少しでも食べて。これ、飲んで。あと、薬と水ね」
ベッド脇に次々と置かれるものを見て、オオカミさんを見る。
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