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そう言って目を瞑った子供を抱き上げモルゼブに言った。
林檎「興味があるならついてこい」
それだけ言ってスラムに踏み込んだ、後ろを見るとモルゼブは少し悩んでたが意を決したように俺の後を追ってきた。
所々子供と同じような大人を見かけたが生命反応はなし、ただの死人だった。
確認するとスラム街は国土の約20%ほど、人数は生きてるやつだけでおよそ700人。
林檎「なぁ、支援してるギルドはどんなことをしてるんだ?」
レティウス「俺がいた頃は食事を運んだり毛布を持っていったり、あとは無料で風呂を提供したくらいか?」
林檎「場所は?」
レティウス「週一で5つのギルドが五ヶ所に別れてやっていた、そこに集まった人達に配っていたな」
林檎「場所は毎回同じか?」
レティウス「いや毎回違う場所だ、なぁこの質問はなんなんだ?」
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