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ガキはモルゼブの方に戻る。
林檎「よし、できた」
パウンドケーキとスフレを置いて俺は人肌の暖かさになったお粥を持って子供の家に戻った。
林檎「おい、これ食え」
「え?」
風で浮かせて女をゆっくり起こす、盆を前に移動して食べるのを待つ。
「………」
林檎「食わないのか?」
「いえ」
恐る恐ると女はお粥を口にした。
「……美味しい」
林檎「俺が作ったからな、当たり前だ」
普通のお粥と違い溶き卵と少しだけ蜂蜜を入れた。
「んっ……お母さん?」
女が食べてると子供が起きた。
「シフォレ、おはよう」
シフォレ「おはよう……?神様?」
林檎「よっお前もこれ食え」
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