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後書きに代えて
最後まで、お付き合いくださいまして、誠に有難うございます。
まずは一点お詫びを・・・。
作中では『看護婦』と言っていますが今は『看護師』と呼ぶのが正解です。
御不快に思われた方もいらっしゃると思いますが、『看護婦』と言われていた時代を背景にしておりますので、どうぞご容赦いただけますようお願い申し上げます。
『従軍看護師』は、日清戦争の時からありましたが、戦地へ赴き活動し始めたのは、昭和になってからだそうです。
作中にもありましたが、中にはそのまま連合国軍に徴用されて、帰国が遅れた方も多かったようです。
そして、女性であるという事が悲しく辛い時代でもあり・・・勝者によって耐えがたい経験をされた方、それを苦に命を絶った方もあったと聞きます。
『ナイチンゲール誓詞』の精神で、敵味方問わずに、命を守り続けた彼女たちの事は、忘れてはならないと思います。
また、8月15日以降に行われた、ソ連軍の戦闘行動も歴史に埋もれがちですが、忘れてはならないと思います。
そして、『俺が責任をとる。』として、武装解除の大本営命令に抗い、開拓民を武力を持っで守った『内蒙古軍司令官 根本 中将』のことも・・・。
最後に、いつも励まして頂いた『佐和』さん、「お互いまだ『白紙』だ~!」と、直前まで騒いでいた(?)『光姫 琥太郎』さん(電書、トリプル受賞おめでとうございます。)、そして、応援して下さった、『なお』さん。
こういうイベがある時はいつも相談させて頂いている『月菜』さんに感謝しつつ・・・。
ありがとうございました。
平成25年8月31日
新田 遼 拝
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