世界観(魔法の始祖)

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この世界が生まれた頃の話 世界には魔族、精霊、亜人、人間の四つの種族があった 彼らは存在したその時から憎しみあい、争いが絶えないでいた…。 魔族の高い魔力も精霊の硬い結界も亜人の身体能力もない人間達は、 四つの種族が憧れ手を出せずにいた物を奪おうと考えたのだ それは、世界樹“ユグドラシル” 世界の中心にそびえ立つこの神木に生えた実を食べた者は“神”の力を得ると言われていたらしい その実を、少年と少女が食べた 金色の瞳を持つ少年の名は“アダム・グロリア” 全てを破壊する闇の魔力を持つアダムによって逆らう者を消し去り、絶対的な恐怖で人々を縛り付けた 銀色の瞳を持つ少女の名は“イブ・ブルーバード 全てを守り癒す光の魔力を宿すイブはその優しさで人々と手を取り合った 世界樹の力を得た2人はどの種族にも負けず、人間達に実を分け与える事で魔力を得た人間達と共に戦う事で瞬く間に戦は終わり、2人の人間が全ての種族を統一し平和は訪れたかに見えた……。
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